理科嫌いをつくる中学の教科書

2016-03-25
次のチェック原稿がまだ送られて来ないので、ブログが更新できます!
ただ、明後日から始まる春期講習と送られてくるであろう原稿チェックのダブルで、一気に更新できない日々が続きそうですが・・・

今日は、今年の卒業生との間で実際にあったやりとりを元に、中学校の理科という科目について考えたいと思います。まずはそのときのやりとりを。

「先生、どうして酸化マグネシウムはMgOなのに、酸化銀になるとAg2Oと2が入るの?」
「学校で習ったときにどう教わった?」
よく出る化学式は覚えろと言われました」

理科嫌いを作る原因は、この“覚えろ”という一言に尽きると思います。

塾技理科では結合の手の数で説明しています。簡単に言うと、原子は相手と結びつくときの結合の手の数が決まっていて、MgとOは結合の手の数が同じ2本なので、なかよく1個ずつ手をつなぐ。ところがAgは結合の手の数が1本なので、手の数が2本のOと手をつなぐには、Agが2個必要になるわけです。

生徒にこれを教えたとき、「そんな簡単なことなんだ!」とあっという間に明るい表情になりました。

中学の理科の教科書と高校の化学や生物、物理の教科書との間には、あまりに大きな溝がありすぎます。せめてもう一段、階段をかけてあげれば、「理科は暗記科目」という大きな誤解を生じないはずなのです。

実は、さきほど塾技理科補充問題を作成していて、同じようなことを感じました。その補充問題は、2014年の東京都の問題です。

塾技理科31補充問題
(見本のため印刷はできません)

この問題も全て塾技理科にかいてある内容で解けますが、注目して頂きたいのは問3です。塾技理科でイオン化傾向(高校の化学で学習)を学習していれば一瞬で解けますが、イオン化傾向を知らなければかなりの難問となりますし、何となく解けたとしてもこの問題の本質はわかりません。

塾技理科は「理科は暗記科目ではない!」ということを1つのコンセプトとして学年・分野ごとに作成しています。現在の中学の教科書は、昔と比べたらとても見やすく本当にわかりやすくなったと思う。それでもやはり暗記重視なのは変わらない。理科嫌いを少しでも無くすようにあえて国に言いたい。中学の教科書として塾技理科を採用してくれ!と
(当然冗談です

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