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都立第一志望者は注意!

2014-03-17
ここ数年、都立入試の選抜方法が大きく変更されています。

まず2013年には推薦の選抜方法が大きく変更され、今年2014年にはグループ作成問題が導入されました。

ところが変革はこれにとどまりません!今年の1月、東京都教育委員会から「東京都立高等学校入学者選抜検討委員会報告書」が発表されました。

既にご存じの方も多いかもしれませんが、現在の中1生(新中2生)からまた都立入試が大きく変わっていくというのです。(現中2生で4月から中3生は今年の制度と変わらない予定です。)

大きな変更点は次の3点。

①内申点と当日の入試得点の比率を全ての高校で3:7とする。

②内申点に関係する9教科のうち、主要5教科を除く実技教科の得点を現在の1.3倍から2倍にする。

特別選考枠を廃止する。

①についてですが、今までは内申点と当日の入試得点の比率は高校により異なり、6:4の高校や5:5の高校、4:6の高校、3:7の高校と様々ありました。

これを一律3:7にするということは、それだけ当日の入試得点が大切になってくる高校が増加するということです。

これは実際の得点でどの位の比率かというと、主要5教科の内申点1は当日の入試得点約4点分にあたります。

つまり、もし、数学が5の生徒と数学が4の生徒が同じ高校を受けた場合(他の教科の内申点は同じとする)、当日の数学の大問1の計算問題1問分(1問5点です)でその差が逆転してしまうことになります。

②についてですが、通常の5教科入試を実施する高校では、今まで主要5教科はそのままで、実技教科のみ1.3倍されていました。(こうして出した内申点を換算内申といいます)

ところが、実技教科の内申点を1.3倍から2倍にするというのです。ピンとこないかもしれませんので実際の得点でお話します。

これまで、実技教科がオール5の生徒の実技教科の換算内申は、4×5×1.3=26でした。ところがこれからは、4×5×2=40になるのです!!

実技教科はどうしても個人の能力差も出ます。できる対策は2つ。

1つは、とにかく提出物をしっかり出すこと!

よく塾の宿題を出さない生徒は内申も悪いです。そういう生徒に話しを聞くと、学校でも提出物を出していないことが圧倒的に多いです。

もう1つは努力してもなかなか伸びない実技教科をがんばるのではなく、とにかく当日の入試で少しでも得点できるよう学力をつけることです。先程、主要5教科の内申点1は当日の入試得点約4点分にあたるとかきましたが、実技教科の内申点1は当日の入試得点約8点分にあたります。

「自分はどうしても体育が苦手・・・」「自分はどうしても音楽が苦手・・・」っていう人。入試はまだまだ先。今のうちから準備していけばそんなハンデは楽勝に乗り越えられる!

最後に③についてですが、これまでは、日比谷高校など一部の都立上位校で合否を判定する際、内申点は一切考慮せず、当日の入試得点のみで合格者を出す「特別選考枠」がありました。

ところがこれが廃止されるのです。すると、内申点が低い生徒でも「君は内申が悪くても当日高得点が取れる力があるので、特別枠で受かる可能性が十分ある」といった指導ができなくなるのです。

はっきり言って、内申点は全ての学校で全ての生徒に公平な評価が与えられるとは言い難いです。

今まで、「学校の先生とそりが合わない」という理由で学校のテストができても内申が悪いという生徒を何人も見てきました。でもそういう生徒ほど個性的で魅力があったりもしますよね。

報告書の中で、「選抜方法が学校ごとに様々であるため、制度が複雑になり、何を評価し、選抜するかが受検者や保護者、中学校からは分かりにくくなっている。」といっていますが、ん~~、特別選考枠の何が複雑なのかが正直理解できません。

きっとセンター試験改革(→ 以前の記事)との整合性をとるため、「内申という人物評価は必ず見る」という方向にもっていきたいだけなのではと個人的には思います。

センター試験改革での人物評価重視といい(それを評価する人物の評価は??)、「何か個性をつぶしていく時代になっていくなー」と少しさみしい気がします。

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